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「振袖いつ選ぶ?」振袖選びのオススメ時期と気をつけたいこと

2023.04.22
ご覧頂きありがとうございます!
成人式専門店の とみひろ ふりそで です。

今日は 【 振袖選びのオススメ時期と
気をつけたいこと 】 についてまとめました。

「振袖っていつ選んだらいいの?」と
お悩みの方必見です!
では早速紹介していきます。

振袖レンタル予約のオススメ時期は?


振袖をレンタルするときのレンタル期間や金額は、レンタルするショップや地域によって変わります。

一般的に、振袖のレンタルは1月から3月までのシーズンが予約のピークとなり、毎年各社大きなイベントを開催しています。

このほか5月のGW期間や、7月から8月にかけての夏休み期間にも振袖イベントが開催されることが多く、振袖を探しやすいシーズンです。

このピークシーズン中は、予約が集中するため、人気の色柄・サイズの振袖は予約が入るのが早くなります。

人気の色・柄は時代や地域で異なりますが、近年は「赤」「白」「青」「緑」の振袖は特に予約が集中します。

サイズは一般的なMサイズ、Lサイズからどんどん無くなっていきます。

そのため、成人式により良い条件で間に合わせるためには、早めの予約がオススメです。

振袖レンタルの良い時期は?


普段身近にない着物だからこそ、 余裕を持って早めに準備を始めましょう。 

事前に情報を持っている人は、成人式の3年前から店舗の見学をしたり、カタログを取り寄せたりしています。 

また成人式は、ほとんどの場合「振袖選び」のほかに「記念撮影」「美容室」をセットで複合的に検討することになります。

成人式の朝のお支度はご契約順に予約が埋まるため、早起きが苦手な方は特に早めの予約がオススメです。

 「良い振袖」を「良い前撮り撮影」「良い美容室」で検討したい場合は、3年前から行動しましょう。 

「早い成人式準備」=「良い成人式になる」といっても過言ではありません。

振袖レンタルの気をつけたいこと


振袖をレンタルする場合、気をつけたいことが3つがあります。

①サイズについて


振袖は、着用したときに柄が美しく出るように計算されて作られています。 

そのためサイズが合わないときは、着心地が悪くなったり、見た目が悪くなったり、着崩れの原因になることがあります。

振袖をレンタルするときには、事前にサイズを確認して、試着したときに柄がキチンと映えるか確認することも重要なポイントです。

②デザインについて


特に、近年人気のデザイン(Instagram等のSNSで人気のもの、振袖ブランド柄)は需要が高いので、早いうちに予約が入ります。 

サイズの問題と合わせて探すと、好きな振袖の予約が取りにくくなることがあります。 

帯や小物(半衿/重ね衿/帯揚/帯締め/草履/バッグ)も特に人気のデザインに集中するため、小物までこだわりがある方は早く見学に行くのがオススメです。 

以前と比べるとメーカーの振袖生産数は半分以下になりましたが、SNSやネットで情報収集がしやすくなったので、人気商品ほど品薄になるスピードが早くなっているのです。 

予約をしたくても在庫が無い、または生産されていないという状況は、いつ訪れるか分かりません。 

③価格について


振袖レンタルは近年様々なスタイル・価格帯で探すことができるようになりました。

振袖は、生地や施されている加工(箔、刺繍、絞り、手描き)によって金額が変わってきます。

手の込んだ加工の施された絹(シルク)100%の振袖は高価格帯になりやすく、 ポリエステルでプリントの振袖はリーズナブルな価格帯になる場合があります。

また好まれる成人式のスタイルには地域差があり、 時代によってレンタルの希望価格は変動します。 

振袖のレンタル希望価格は同じ価格帯に集中するため、幅広い価格帯で検討したい方はできるだけ予約が入っていない早期に検討をスタートするのがオススメです。 
①サイズの問題 ②デザインの問題 ③価格の問題をクリアできた振袖に出会えたときは同年代の予約が入る前にご予約することをおすすめします。

振袖購入のオススメ時期


購入用の振袖を探すときは、振袖ブランドや振袖メーカーの新作発表の時期を狙って動かれるのがオススメです。 

振袖ブランドや振袖メーカーには作風に特徴があるため、お好みに合うブランドやメーカーを事前に見つけて、絞っておくと良いと思います。

次に目当てが絞れましたら、取扱いがある最寄りの小売店を探しましょう。 

購入振袖を取り扱っている店舗の多くは、振袖レンタルと両方取り扱っている場合が多く、ほとんどの場合レンタル振袖のイベント/フェアと同時に展示がスタートすることが多いです。 

そのため、振袖レンタルの需要が高まる時期と同じく1月から3月 / 5月G.W.期間 / 7月から8月の夏休み期間は新作の振袖を入荷・展示していることが多く、年間最大量展示期間になります。

購入の場合、レンタルのように決められた寸法では無く、 着用する人の体型によりフィットし柄が美しく出るように計算して仕立てることが出来ます。 

また一般的な振袖お仕立てには3〜4カ月の期間がかかるため、記念撮影日や着用日から逆算して申し込むことが必要です。

振袖購入の気をつけたいこと


振袖を購入するときに、気をつけたいポイントがあります。

①色柄選び


【複数回着用予定がある場合】 

振袖を購入するなら、成人式後の学校の卒業式や、お呼ばれ、結納などのお祝いの席で振袖を着用することも視野に入ってきます。 

その場合、そういった式典まで対応できる色柄を考慮して選ばれた方が良いでしょう。 

特に、古典柄の振袖はオススメです。

反対に現代の流行や好みを追いすぎて、後々着づらくならないように選ぶ方が良いと思います。
【姉妹で兼用を検討している場合】

ご姉妹で兼用をお考えのときは、なるべくご姉妹一緒に選ぶことがオススメ。

誰かの好みに偏ってしまうと、ケンカになってしまうことも。

折り合いがつかない場合は、別々に購入、またはレンタルを検討した方が良いかもしれません。 

また同じ振袖でも、帯や小物を変えることでイメージチェンジも出来るので、コーディネートも組み合わせがしやすい振袖を選ぶのもポイントです。 
【迷ったときは、専門スタッフに聞いてみる】

好みの色・柄の振袖を選ぶのも良いですが、 高額で普段見なれない振袖を選ぶにあたって、 振袖専門ショップのスタッフや、呉服店振袖担当スタッフに 「自分に似合う色」「自分の身長・体格に合う柄」を聞いて見せてもらい、可能であれば試着してみてください。 

自分の好きな色と違う色や柄でもプロの見立てなので、 試着すると自分に合っていて、最初希望していた振袖より気に入る場合もあります。

②フルセット内容の確認


振袖を購入するとき、カタログやパンフレットに「フルセット○○円」と表記されているケースが多いです。 

まずは、このフルセットの内容がどこからどこまでのセットなのか確認しましょう。

「前撮り撮影の経費まで含まれているのか?」「成人式当日のお支度は含まれているのか?」 「仕立て代は入っているのか?」など、どこまで含まれていて、このほかにどのくらい金額がかかるのかを見ておくのがオススメです。
振袖の価格が「表地価格」の場合、振袖の生地代のみの価格になるので、この他に振袖裏地代や仕立て代が別途かかります。 

仕立ては国内仕立てか、 海外仕立てかで金額が変わったり、 近年では「振袖表地は絹で裏地はポリエステル」 ということもあるので詳細を確認しましょう。 

またお支度(ヘア・メイク・着付け)や前撮り撮影がどのくらいかかるのか調べましょう。お支度代も年々上昇しているので、必要経費はなるべく抑えられたら嬉しいですよね。

③価格について


【新品を購入する場合】

振袖の購入決定金額は以前に比べて変わりました。 

近年では技術の進化によって、手での加工と機械での加工の併用で振袖を作成できるようになりました。

流通経路も整備され、豪華な色・柄の新作を価格を抑えて購入することができるようになり 「レンタルするのも購入するのも あまり値段が変わらない」ということもあります。 

実際に手の込んだ加工が施された少量生産の振袖は高価格帯になりやすく、大量生産された振袖はリーズナブルな価格帯になる場合が多いです。 

高品質の生地に手染めされたもの、絞りや刺しゅう加工が日本国内で施された逸品もの、有名振袖作家の作品などは高額ですが、母娘二代に渡ってお譲りして着ることもできますし、お祝いの贈りものとしておめでたいこととされています。 

また芸能人タイアップ振袖、 振袖ブランド商品などは、デザインが良かったり話題性に富んでいます。カタログに載る振袖であれば完売になるのが早いため急いだほうが良いでしょう。 

その他には機械加工中心で大量生産された振袖や型落ち品は新品であっても、比較的に価格を抑えて揃えることができます。

イベント/フェアなどで特別にプライスダウンがされてない限り、品数が豊富なため、比較的あせらず動いて良いでしょう。 
【リユース振袖購入をする場合】 

一般的に使用されたリユース振袖を購入する場合、 新品を購入するより金額面でお得になります。 

しかし振袖は着るひとの身体にフィットし、柄が美しく出るように計算されて作られているため、寸法が合わないときは着心地が良くなかったり、見た目が悪くなったり、着崩れの原因になる場合があります。

リユース振袖を購入する際には、事前に寸法を確認し、可能であれば試着し、柄がキチンと映えるか確認する事が重要なポイントです。 

またリユース振袖は、どうしても小物や草履に使用感が出ることもあるため、気になる方は新品を新調されるのもひとつです。 

さらに人気の色柄のレンタル振袖を購入したいときは、2年から3年先まで複数年の予約が一気に入るため、レンタルの予約が全く入っていない商品しか注文できない仕組みになっています。

そのため在庫状況を予測するのは 非常に困難です。 

興味がある方は、一度専門業者や振袖専門店に問い合わせをおすすめします。

ママ振袖(持ち込み)のオススメ時期


ママ振袖(持ち込み)の場合、お家にあるからといって毎年安心されて、ギリギリに準備するという方が少なくありません。

しかしそれはとても危険のため、オススメはしません。

いざ振袖を出してみると「着れない」等、問題発生することもあります。

このあとどんなことがあるかまとめていますので、併せてご覧ください。

また、成人式当日のお支度も注意したいポイントです。

振袖レンタルの方が特に早いうち(成人式の約3年前)からご予約がスタートするので、それに伴いお支度の枠も埋まっていきます。

ご予約順にお支度場所は埋まっていきますので乗り遅れないようにご注意ください。

ママ振袖の気をつけたいポイント


ママ振袖を着るときには、気をつけたいポイントが3つあります。

①色柄の注意


母娘で兼用をお考えとしても、 お母様の振袖が必ず お嬢様に似合うとは限りません。

お母様の成人式記念写真を お嬢様が見て「良い」と感じましたら、 実際に袖を通して 鏡で顔映りをチェックしましょう。 

もし、想像より似合わなかったり、 好みに合わなかった場合は 新しい色の小物 (半衿/重ね衿/帯揚/帯締め/草履バッグ/髪飾り)を替えると 一気に雰囲気が変わり、 似合ったり、好みに合う 場合があります。 

予算はかかりますが、 帯まで替えると更に雰囲気が変わるので、 どこまでお嬢様の好みに リメイクするか計画し、 相談できる店舗が 地域にあるか調べてみましょう。

②汚れ・シワ・ニオイの注意


前回着用時に丸洗いしていたとしても、月日の経過や保管の状況によって思わぬ汚れが新しく浮いて出てきている可能性があります。

丸洗いや染み抜きをする、部分的に染め直しなどの加工をする場合2カ月から6ヶ月など加工に時間がかかるため、着用日から逆算して段取りを計画しましょう。 

汚れが見当たらなくてもまだ安心はできません。 

長年たたんだままでいると強いシワと、除湿剤の薬品臭が 強くついている場合があります。
数日陰干したのち軽減することもありますが、気持ち良く着用することを考え一度丸洗いをおすすめします。

 ③寸法の注意


振袖は、普段着る着物と異なり、着用する際に身体にフィットし、柄が美しく出るように計算されて作られています。 

そのため、寸法が合わない場合、着心地が悪くなったり、見た目が悪くなったり、着崩れの要因になる場合があります。 

時代や地域のお仕立てによっては平均的な寸法で「女なみ」、大き目な寸法で「男なみ」の二種類の場合があります。

日本人の平均体形が変わった現在は、お母様とお嬢様の身長が同じでも「裄(ゆき)」、「褄下(つました)」の二カ所が特に合わない場合があります。

事前に寸法を確認し、試着した際に柄がキチンと映え、着姿が破綻していないか確認する事が最も重要なポイントです。 

もし十分な寸法で無ければ「部分的なお仕立て直し」「総お仕立て直し」も着物はできます。 

地域で和装のお仕立てをお願いできるところを探しましょう。

TOMIHIRO FURISODE

創業443年のとみひろが運営する
成人式専門店

山形県山形市/東京都渋⾕区/
神奈川県川崎市・厚木市に合計4店舗を展開。
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